どこか生きづらい少女たちの日常・・・ 真面目なバナナちゃんの日記

パーソナリティの自己考察 ~自らの依存性パーソナリティを受け入れて活かす方法~

ヤキッチ&パンダさん(大好きなプリンが...)
だってすきなんだよ...
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MINO

ミノです

今回は本などを参考に自己診断した、私自身のパーソナリティについて考えてみたいと思います。

自分を知りたいと考え出したのは、
・なぜ、自分は生き辛いか、対人関係で苦しむのかをどうにか理解したいということ。
・その生きづらさや苦しみを、どうすれば軽減できるのかということ。

を何とか知りたいと願ったからです。

どのぐらい生き辛いのかというと、うつと対人恐怖症になり、人生をリタイアしかけたほどです。
自分について真剣に考え出したのも、それがきっかけですが。

MINO

自分で自分がバカだと思っています...

今回の記事を書くにあたって主な参考本は
岡田 尊司先生
■パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか
■なぜいつも“似たような人”を好きになるのか

上記2冊です。

パーソナリティーの簡易チェックもあるので、自分のパーソナリティを探る手掛かりを得ることもできます。
(記事の最後にアマゾンへのリンクを貼っております)

MINO

◆ パーソナリティ分類
どんなパーソナリティがあるのかな

まず、パーソナリティの種類を一言で私なりに表現すると...
(人間の特性を一言で表すことはできないですが、ざっくりと)
依存性パーソナリティ
あなたのために生きていきたい...
回避性パーソナリティ
余計なことはしたくないし、関わりたくない
強迫性パーソナリティ
絶対に無駄などあってはならない!
演技性パーソナリティ
お願い、もっと私を見て!
自己愛性パーソナリティ
私って、ホントに最っっ高!
反社会性パーソナリティ
どこかに獲物はいないか
境界性パーソナリティ
自分も他人も分からないぃ~
妄想性パーソナリティ
世の中すべて私の敵だろ!
ジゾイドパーソナリティ
何もいらない、ただ静かに生きたい...
スキゾタイパルパーソナリティ
私には妖精が見えるの

こういうことを勉強するまでは、気が強い弱いはあるけど、世の中のみんな同じように感じて生きていると思っていました。
「悪いことをする人は、どこかに罪悪感を持っている」
「みんな、本当は人にやさしくしたいと思っている」
そう信じていました。

パーソナリティを勉強すると、
「人によって感じ方はさまざま」
「優しさの価値観も違う」
「弱さや、優しさを罪悪感なく(無意識レベルで)利用する人もいる」
ということが分かりました。

つまり、周りから見れば、むしろ私のほうが極端で異常に見えているんだろうとも理解しました。
そもそも、普通など無いと。

MINO

みんな自分の主観の世界で生きてるんだな...

MINO

◇ 私の診断結果
私のパーソナリティは...

私のパーソナリティ診断結果は...
・依存性
このスコアが突出しています。

傾向が強いので依存性パーソナリティー障害と「障害」という名が付くレベルになるのでしょうが、私は障害レベルと言われても不思議ではないと思っています。

MINO

◇ 依存性パーソナリティの特色
依存性の私の頭の中...

岡田先生の書籍によると依存性は「赤ん坊型」と「献身型」に分かれるそうです。
・赤ん坊型
…受動的な依存、何から何まで相手に頼る
・献身型
…能動的な依存、自己犠牲的な献身をする
真逆の特性に思えますが、どちらも相手を必要とする点では変わりませんね。

私は「献身型」になると解釈しています。
人に甘えたり頼るのは迷惑をかける行為という意識が強く、罪悪感を持ってしまいます。
何かをしてもらうことが申し訳なく、苦手で居心地が悪くなります。

反面、人のために何かをするとなると充実感を感じて行動的になります。
その行動力は相手からすると意外で、時に驚かせているようです。
ベースは内向的で人見知りなので「人と話すのが苦手で...」というと、「嘘つけ」というような反応が返ってくる時があります。

また、魅力を感じる人に出会うと「この人の役に立ちたい」という思いがとても強くなります。
もう何というか、自分の人生の優先順位が逆転する感覚とでもゆうのでしょうか。
それが相性の良いひとだといいのですが、客観的に見れば私を利用するような相性の悪い人であっても、なぜか離れられない...「私がいないと...」と本気でどうしようもなく思ってしまいます。

依存性が発動すると、客観的に物事を見て判断するのが難しくなります。
それが原因の黒歴史を、いくつかトラウマレベルで持っています...後ほど少しご紹介...

とにかく、好きな人のためになると思うと、満足感というか安心感というか、その時には安定した感情になります。
この感覚は、同じ依存性の強い人でなければ共感できない意味不明のことだとは思います。

私はそんな自分を「私は偽善者だから」と言っていた時期があります。
自分が良い人ぶっているようで嫌だったんですね...

MINO

◇ 依存性の生き辛さ
依存性だといけないの?

良い人と言われますが、都合の良い人でもあるので、過去の記事でも触れましたが仕事を押し付けられては無理をするということを繰り返していました。
嫌な顔ひとつせずに。
そして、限界がきて崩れてしまうと...いや、限界がきても頑張ろうとしてしまうという表現のほうが正しいかも...そして、壊れてからストップすると...

恋愛においては、(おそらくは)境界性の方とお付き合いしたことがあり、さんざん振り回されてダウンしたことがありました。
最後は「別れるなら殺すから」とナイフを突き付けられた泥沼ドラマみたいな思い出もあります。
その方が一方的に悪いとは思っておらず、お互いのためにならないともっと早く自覚して離れていたら、お互いにここまで苦しまずに済んだだろうとは思います。
「私が支えないと」「私が離れたらこの人はどうなるのか」という思いに囚われていました。

MINO

◇ 他のパーソナリティとの相性
やっぱり幸せになる相性ってあるよね

依存性の私にとって相性が悪く、苦しむ可能性のあるパーソナリティとしては
・反社会性
反社会性にとって、依存性は搾取しやすいいい獲物。いくら尽くしても、都合が悪くなると捨てられる。
・境界性
甘えたい境界性と守ってあげたいと思う依存性で、一見相性は良い。境界性タイプのわがままをどんどん受け入れていき、最後に支えきれなくなって共倒れ。

依存性は都合よく利用されやすい一面を持っています。
かつ、飲み込まれやすい...
冷静に人を見る目を持たないと...
境界性タイプとの相性は経験があるので、本当にそのとおりでした...

相性の良いパーソナリティは...
・回避性
依存性は回避性タイプを心理的に助ける。依存性は回避性に対して自分の特性を発揮できて心地よい。
・スキゾタイパル
自分の世界に浸るスキゾタイパルと、バックアップする依存性。お互いに成長につながる。

依存性タイプは、尽くせる相手がいると心地よく安定します。
回避性タイプ、スキゾタイパルともに、依存性タイプにとっては相手を満たすこともできて自分も満足。
お互いに補い合うことができて、無理も起こりにくい組み合わせ。

たぶん、依存性は人を受け入れる幅は広いのですが、すぐに見る目が曇る。
悪意ない相手を選ばないといけません。

MINO

◇ 私の変化
パーソナリティを自覚して変わったのは...

結果としては、自分の特性を客観的に見ることによって、生き辛さにつながる行動に歯止めをかけることができています。
自然に湧いてくる自分の欲求に逆らうというのも苦しく大変なことではあるのですが...

MINO

◇ 依存性として私の心がけ
日常の行動での心がけ

岡田先生も書いていますが「自己主張をすること」はとても大事と実感しています。
「私はこうしたい」
「これは嫌だ」
ということを発信しないと、相手によってはいいように利用されます。

おそらく多くの依存性の方は、無意識レベルで相手の要望を受け入れているかと思います。
相手と自分を天秤にかけた時に選ぶのは相手の都合です。
そこを理解したうえで、頭の中でいったんストップをかけて返事をするようにしましょう。

もうひとつ、「無理をしない」こと。
自分がすごく疲れているのに、無理して相手に合わせないこと。

当たり前のようで、そうではありません。

心の声は「もう限界」と言っていても、聞こえないふりをして無視してしまいます。
なぜって、目の前の相手の欲求はもっと大事に思うから。
心の中の違和感には、アンテナを敏感にしておきましょう。
辛さに気付いていないのではなく、耳を傾けていないだけです。

私は、これだけのことでも、だいぶ生き辛さが減ったと思っています。

MINO

◇ 依存性の仕事選択
私のケース

私はいま、ボランティア関係の仕事と活動をしています。

この件については、パーソナリティの知識を付けて選択したのではなく、自然とその道に進んでいました。
「人の役に立つ仕事がしたい」という抽象的な思いは子供の頃からあったので、無意識にそういう方向に進んでいこうとしたのかもしれません。

これが正解だったようで、仕事のやりがいは間違いなく上がりました。

岡田先生の本のなかでも、適職として紹介されています。
貢献欲求を満たすことができて、仕事の枠の中で自分に歯止めをかけることができるという理由です。

なるほど...

MINO

◇ 最後に
まとめ...

依存性パーソナリティ自体は、人に迷惑をかけることも少ないものです(そう思っています)。
行き過ぎると、自分に辛さが降りかかってくるというものかと。

心の訴えを聞いて限界設定をすることで、自分の貢献欲求を満たしてやりながらこの特性と付き合っていきたいなと思っています。

改めて振り返ってみると、人間ってややこしいものですね。
だから惹かれるのかな...

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