ある日のこと...
はぁ~(ため息)
だね~(ため息)
ネガティブモードどっぷりの管理人2人...
ガタッ(椅子が動く音)
あっ、ごめんなさい
え?
ああ、いやいや
座り直しただけだけど...
ああぁ(汗)
さらにネガティブモードに落ちる2人...
...
スッ(と顔に手をやる)
あっ、ごめんよ
え?
メガネを掛けなおしただけだよ
ああ(汗)
うん...
いきなり多くの人には意味不明な場面描写で始まりましたが...どうも、MINOです。
これは先日、お互いに悩みを話し合っていたときの一場面です。
ネガティブな思いにふけっているときに、相手の動きにはっと我に返り、なぜか謝るという状態です。
もはや条件反射の域ですね。
なんで
こんなことが起こるのかな?
お互い、不安症で自分に自信がありません。
相手の無意識の動きですら、自分に関連付けてしまいます。
「しまった、不機嫌にさせた」
「私が悪いことをしたからだ」
という考えが、コンマ1秒もかからずに頭に浮かんでくるのだと思います。
そして、理由はともかく
「謝らないと」
という結論に自動的になると。
自動思考+自動行動ですね。
言葉を発するまでに1秒とかからず。
もう、完全に身に付いてしまっています。
問題は...
これが微笑ましい話だとよいのですが、生き辛さの大きな原因になっています。
①「相手に迷惑をかけた」
↓
②「私はダメなヤツだ」
↓
③「ちゃんとしないと」
↓
④「あぁ、また迷惑かけた」
↓
①に戻る...
①から④までが、何度も起こり、何度もループします。
そして
「この人といるとしんどい」
「一人になりたい」
というような形で、相手といるのが苦痛になってきます。
これが、おおよそ全ての人で起こってしまいます。
私の場合は、自分の親が相手でも起こります。
誰といても落ち着かない
誰とも親しくなれない
人と会うと疲れる
人のいる場所自体がダメ
そして
・人間嫌い
・人間不信
・対人恐怖
というようなものが、どんどん強化されるのでしょう。
うん
とてもまずいよね
一度、このループにはまり込むと、抜け出すのはとっても難しいです。
相手にしても、知らない間に嫌われて、距離を置かれるのだから迷惑な話ですよね。
ほんと、すいません...やっぱりダメな私...(再び、ネガティブループへ)
どうしたらいいの?
大事なことは思考をそこでストップさせないということかと思います。
「いや」
「もしかして」
というように、別の可能性が頭に浮かぶように頑張ると。
これが、なかなか大変というのは私の経験上から分かります。
特に落ち込んでいるときには、そんな気力は起きないですよね。
でも、後からでもいいので、別の可能性を考えてみましょう。
一人で難しいときには、信頼できる人と一緒に。
私みたいにそんな親友いないよという人は、ノートに書き出してできるだけ客観的に眺めてみるというのもありです。
勝手に浮かんでくる思考はどうしようもありません。
それを止めることも、考えないようにすることも不可能ですから。
その思考はあったうえで、別の可能性をひねり出すと。
問題点
とにかく、気長に取り組みましょう。
いきなり変わることは不可能だと思います。
私も自己啓発本などに触発されて、いきなり変わろうとしたことがありますが、ちょっとしたことですぐに崩壊しました。
今の不安で過敏な自分も「そうなんだ」と受け入れてあげて、そのうえで違う可能性にも目を向けましょう。
どうしようもないときには逃げるのもOK、休むのもOK。
一人になる時間も持ちながら。
ミノの場合...
それを続けてきた私の場合ですが...
人としてのベースは変わっていません。
相変わらずネガティブだし、落ち込みやすいですし。
そんななかで、違う自分というのも意識できるようになりました。
柔らかい自分、人に喜んでもらうのが好きな自分。
案外、人が好きなのかもと思うようにもなっています。
そして、他人に対しても近づく勇気が出てきています。
「もうちょっと近づいてみようかな」
「この人のこと、もっと知りたいな」
と...
近づいたり、離れたりしながら、少しづつでも仲良くできたらいいな...役に立てたら嬉しいな...そう思えるだけでも大きな進歩です。
ダメな部分があって当然、だから自分を知ってもらいたいと思うし、相手の役に立ちたいと思う。
どんなだからダメだとは思わないようにしたいなと...
何というか、ネガティブな面もプラスに活かせるようになったかなとは感じています。
人への信頼を取り戻したいね...
少しづつ...
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