どこか生きづらい少女たちの日常・・・ 真面目なバナナちゃんの日記

不安症の原因は?~遺伝と環境の両面からの自己考察と活かし方~

クリッチ、読書での発見(ヤキッチ&クリッチ)
遺伝子のえいきょうって?
  • URLをコピーしました!
MINO

MINOの自己考察です

とりとめのない自己考察です。
書いてみて、前半は結構ネガティブになっちゃいました。
後半、頑張ってポジティブに持っていきましたので、どうぞお付き合いをお願います。

MINO

さて。。。

世の中には不安を感じやすい人、不安を感じにくい人がいるかと思います。
私は、ものすごく不安を感じやすいタイプだと自己認識しています。
メンタルの不調で初めて心療内科を受診したときにも、先生から「社交不安障害だね」と言われました。

小さな子どもの頃には、「自分が怖いものは、他の子供も怖い」「子供は、大人よりも怖がりだ」と思っていたような気がします。
いつからか「周りは自分とは違うぞ」「もしかして、自分は他人より怖がりなのか」と思い始め、いつしか「自分は弱虫だ」というネガティブな自己像に行き着きました。

今になって分かるのは、「子供だろうが大人だろうが、怖がりな人は怖がりだ」という当たり前の答え。
むしろ大人のほうがいろんな経験を重ねた分、より恐怖に敏感になっているのだろうなと思います。

この、人よりすごく怖がりな人を、少しやんわりとした表現で「不安障害」と呼ぶのかなと思ったりしています。
少しやんわりというのは、「臆病者」「弱虫」と呼ばれるよりも、「障害」と言われると「そうか、私は病気だからダメなんだ」って思えますし。

もちろん、これにも程度があり、私は不安障害のなかでもハイレベルなほうだと自認しています。
私よりも怖がりな人には、そうそう出会いません。

MINO

ナンバーワンを目指せる?

では、なぜこうなったのかということですが、いろいろ自分なりに調べてみると
・遺伝要因
・環境要因
があるらしいです。
文献によっては、その割合は遺伝1:環境3とのことです。

両親の話によると、私は生まれた時から大人しかったとのこと。
姉がいるのですが、姉は凄くやんちゃで、両親曰く「この子は頭がおかしいのかと思った」とのレベルで、よちよち歩きの頃から数々の武勇伝を残しています。
反面、私は大人しく手のかからない子供だったようで「あなた(MINO)は楽だった」との感想です。
うん、ある意味、親孝行だったんですね...それが結果として良いのか悪いのかは別ですが...

また、遊園地の着ぐるみキャラを怖がって泣き叫んでいたり、乗り物を怖がって乗ろうとしなかったというエピソードも聞きます。
ぼんやりと私のトラウマみたいな記憶に残っていることでもありますが...
これも、乗り物大好きな姉との対比で両親からよく聞かされる話です。

こういう話を聞く限りは、私は遺伝的に不安傾向が強かったんだろうと思います。
ただ不思議なのは、両親ともどちらかというと気が強いタイプで、なぜ私のような子供が生まれてきたんだろうということ。
『気が強い×気が強い=怖がり』みたいなことが起こるのでしょうか...マイナス×マイナスはプラスみたいに(適当です)...
この辺りはまったく分かりませんが...

もともと不安傾向の強い素養があり、さらに周りの大人たちの私に対する言葉、「○○(私の名前)ちゃんは大人しいね~」と暗示をかけられていたので「そうか、私は大人しいんだ」と擦り込まれていったのでしょう。
不安傾向の強く素直で従順な(いわゆるバカな?)私としては、「周りの大人の言うように振る舞わないと」と思い込んでいました。

自分の考えより人の顔色を見て行動する私としては、「大人しい」と言われると、そう振る舞わずにはいられないというのもあったかもしれません。
それが、何度か記事に書いた緘黙症に拍車をかけたのかなとも思います。

MINO

うん、なんか落ち込んできたよ。。。

さて、相変わらずネガティブな分析が全開ですが、ここで頑張って客観的な視点を意識してポジティブな面にも触れていこうと思います。

まず、不安傾向の強い子供というのは一定数、生まれてくるそうです。
これは人類としての生存戦略で、皆がイケイケのチャレンジャーだと人類は滅びていたかもしれないのです。
チャレンジすることにより生き残る可能性もあれば、危険を避けて冒険しないことにより生き残る可能性もあります。
つまりは、全員が同じ決断と行動をしないことにより全滅するリスクを下げていたということです。

不安症で生きづらい方も、こういう話を聞くと「不安症の私も人類にとって必要なんだな」と思えるのではないでしょうか。
「そんな冒険、怖くて嫌だよ~」と言った私のような祖先が、人類の繁栄に一役買っていたということですね。
うん、カッコ悪くて映画の主役には絶対にならないタイプだけど必要ですよね。
でも、いいよ~私のご先祖様!

MINO

(涙)。。。

現代の日本では、狩猟採集時代のような危険はないし、不安傾向な人は不利なことのほうが多いような気がします。
でも、そう生まれてきたことには意味があるのだから、自分の特性をプラスに発揮できるようにしたいですね。

私もいまだに不安症の傷跡である自己無価値感や自己嫌悪に苦しめられますが、身に付けた特性として
・人を喜ばせることが好き
・世話好き
・けっこう、人に感情移入できるのでは?
・優しいかも?
というものがあるのかと。
頑張って挙げましたが、クエスチョンマークが付いてたりしますね。
はい、自分を褒めるのが苦手です。

その特性は行き過ぎなければ自分の喜びにつながることも分かっていますので、活用していきたいなと思います。
自己犠牲が過ぎると、喜びを通り越して苦しみに変わるので、コントロールをしっかりすることが必須です。
過去にさんざんメンタルを病んで、そのことを学習しました。

不安症に苦しむ皆さまも、その存在には意味があるはずです。
不安傾向と楽観傾向で、どちらが優れているということはありません。
タイプの違いです。
特性は人それぞれですが、頑張ってプラスに活かしていきましょう(不安症の人は頑張らないと自己否定してしまうと思うので)。

ちなみに相方のSHIRURUは、不安を空想や創作のエネルギーに変えるタイプだなと勝手に見ています。
ほんと、人それぞれだなと...
そういう芸術的なセンスの無い私には羨ましい...

MINO

参考文献です↓
近日中に「おススメしたい本」で紹介します

↑アマゾンアフェリエイトやっています(画像をタップすると商品ページへ移動します)
 なにとぞ、ご協力お願いいたします

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

もくじ