深い呼吸　～じっくり取り組めばメンタル（不安、緊張)にも身体にも好影響が出ます～

結論から言いたいのですが、とっても大事。
やってみた、今だから思えます。

これは、メンタル的な効果もそうですが、身体全体に良い影響を与えてくれると感じています。
（まあ、身体が弱っているとメンタルも影響を受けるので、どっちも大事ですが）

「呼吸って当たり前にしてるよね」と思われるでしょうが、身体が必要としている十分な呼吸が当たり前にできているかというと、決してそうではないです。
私も呼吸というものを意識するまでは、とっても呼吸が浅く空気が足りていませんでした。

問題は、足りていないというのが自分で気付かないということです。つまり、それが当たり前で意識にものぼりませんでした。
足りている状態を経験して初めて、足りていない状態に気付くということですね。

当時は、普段から異常に疲れやすかったですし、人と話しているだけでしんどくなってくる状態でした。
「人と話をすると疲れるよな」「何で、皆、あんなに元気に話せるんだろう」「自分って体力ないな～」と思っていました。

その当時、たまたま出会ったのがこちらの本。

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ヨガやストレッチにも興味を持っていた頃で、腹式呼吸なるものは意識していました。
実は、この「腹式呼吸は意識していた」というのも、後に問題だったと気付きました。

こちらの本を読んで、もっと深い呼吸法、様々な呼吸法を知りました。
呼吸法の詳しくは、また別の機会にお話しできたらと思います。

さて、話を戻しまして・・・
やってみて気づいたのは、しっかり呼吸することは大変だということ、自分がいかに呼吸ができていなかったということ。
そこに、気付けて、体感できたというのが大きかったです。

例えば自分の癖として、人と話をするときや、緊張している時、考えごとをしている時などは「息するの忘れてる？」というような状態でした。
浅い呼吸が習慣化していたんですね。常に酸素不足の状態が続いていたのだから、疲れやすくて当たり前です。

深い呼吸が習慣化するまでは時間がかかりました。
気づくと今までどおり。
自分にとって今までのほうが自然で楽、という感じでしたから。

呼吸法を試そうと考えている皆さまも、ぜひ気長にトライしてください。
最初はしんどいですが、身に付くと絶対に楽になります。
気付いたときにときに呼吸を修正する、デスクワーク中に意識してみる（←背筋も伸びますよ）、仕事の行き帰りに頑張ってみるなど、何かをしながらでもできますので。
「面倒でも呼吸はしないといけない、せっかくならよい呼吸を練習しよう」というふうに考えましょう。

今は、自然な呼吸も以前より深くなりましたし、緊張などで呼吸が浅くなっていると自分で気付くことができ、修正できます。

思わぬ嬉しい効果もあり、当たり前にあった目の下のクマが薄くなり、猫背の姿勢もマシになりました。
ほんと、酸素不足が身体中に影響していたんですね。

気分が落ち込んでいるとき、緊張しているとき、怒りに囚われているとき、ネガティブ妄想に浸っているとき、などなど自然と呼吸が浅くなっているはずです。
呼吸は自分の意識で変えることができます。感情のコントロールよりは簡単です。
道具も何もいりません。

ぜひぜひ、皆さまも深い呼吸を手に入れてください。

• 手軽さ　★★★★★５
• 個人的な効果　★★★★★5
• おススメポイント　心と身体を整えるための基本、いつでもどこでも日常的に取り組めます