期間が空いてしまいすみません。
お久しぶりです、管理人のSHIRURUです。
久しぶりに真面目なバナナちゃん日記、サクラちゃん編の続きを投稿していきたいと思います。
前回のサクラちゃんは、気に入らない相手を暴力で黙らせ、更に追い打ちと言わんばかりの先生に泣きついて、相手を悪者に仕立て上げる……という悪女っぷりを発揮してくれました。
一連の流れを母親に自慢げに話す彼女、それを聞いた母親は一体どんな反応を見せるのか……?
と、いう所から続きます。
さあ、サクラちゃんのお母さんの反応は…………。
「他人なんて蹴落として上に上がりなさい!」そんな事言われても無理なものは無理なんです。
子どもは親の背中を見て育つ、蛙の子は蛙、この言葉は本当に的を得ているような気がします……。
……はい、この親にしてこの子あり、そんな反応でしたね。
サクラちゃんがずる賢く横暴に育った理由が、一目瞭然です。
娘の暴力行為を「素晴らしい!」と褒める親、本当にこんな親いるのか?と、疑問に思う人もいるかも知れませんが、いるんですよ、これが……。
プライドの高い人が「私は選ばれた人間だから何をしても許される」と、勘違いをして暴走するように、子どもにも同じような教育を施す人を見たことがあります。
私の家庭も、その教訓とよく似た家庭でした。
「他人なんてどうでもいい存在なんだから、蹴落としてやる勢いで潰せばいいんだ、どうしてそうしない?」人を傷付けてまでのし上がろうという精神は、私にはありません……。
そんな親の背中を見て、我儘で自己中心的に育ってしまう子、親の暴走に耐えられず正反対の性格になってしまう子、どちらになるかは解りませんが、少なくとも子どもの人生観に大きな影響を与えてしまうと言っても、過言ではないでしょうね……。
サクラちゃんのお母さんは、一応娘の行動に注意を促しますが、その注意も何処かずれています。
「暴力や暴言は相手に尻尾を掴まれてしまう、だからもっと賢く立ち回って自分の手を汚さないようにしなさい。」
うーん……違う、そうじゃないと言いたくなってしまいます。
サクラちゃんのお母さんも子ども時代に、何かしらあって、娘に同じ道を歩ませようとしているのでしょうか……?
そして盛り上がるサクラちゃん親子の元にやって来たのは、頬に湿布を貼り付けたユリちゃん……。
彼女はどうやらサクラちゃんの説得に来たような感じですが、果たしてサクラちゃんの心に言葉は届くのか……?
今回はここまでになります。
次回の真面目なバナナちゃん日記も、楽しみに待っていてくださいませ!
ここまでの閲覧ありがとうございました。
また次回のブログでもお会いしましょう。
~ちょっとした豆知識~
今回のタイトルの「狐仮虎威」は「こかこい」と読みます。
「権力や権威のある者の力を借りて、自分勝手に振る舞う」という意味です。
この四字熟語は「虎の威を借る狐」の慣用句でもあるのです。
母親の権力を盾に横暴に振る舞うサクラちゃん……というわけですね。
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