こんにちは、管理人のSHIRURUです。
真面目なバナナちゃん日記を更新していきます。
前回のあらすじは、サクラちゃんが王様気質な性格になったのは、お母さんの影響もあったというわけでした。
この親にしてこの子あり、を絵にしたような母娘でした。
ぬいぐるみを奪い取った武勇伝を楽しそうに語る母娘の元に、使用人の女性が「お嬢様に会いに来た子どもが……」モニターを手にやって来ました。
そこに映っていたのは、ユリちゃん。
何とサクラちゃんに伝えたい事があってやって来た様子……。
果たして彼女が伝えたい事というのは……?
という場面から始まります。
それでは参りましょう。
「横暴に振る舞い続けていたら、誰も近付いて来なくなるんだよ、あなたは自分でも破滅の道を進んでいるんだよ。」
悪の道を進む相手の確信をつく言葉、果たしてこの言葉は彼女に刺さるのか……?
暴力で無理矢理大事なぬいぐるみを奪われ、罵詈雑言を浴びせられ、サクラちゃんの手回しで問題児のレッテルを貼られ、散々な目に合わされてきたユリちゃん……。
ですが、彼女はサクラちゃんから逃げずに、彼女に対して「自分の生き方を見直さないと大変なことになるよ」と、諭しに来たのです。
ユリちゃんの底知れぬ力強さには脱帽ものですね。
それを聞いたサクラちゃん、何か思い当たる節があったのか、黙り込んでしまいます。
ここでサクラちゃんが改心してくれれば良かったのですが、その道を壊すのはサクラちゃんのお母さん……。
「あのガキは娘の教育に悪影響!潰してやる!」と、自分勝手な独断で、サクラちゃんとユリちゃんを物理的に引き離してしまいました……。
親が子どもの友情諸々に首を突っ込んでいくのって、結構ある話なんですよね……。
「あの子はアンタを騙そうとしているから仲良くしちゃダメ」「あの子の家には良くない噂があるから仲良くしちゃダメ」「対して仲良くないんだからつるまなくていいの」そう言われ続けてきた人は、人付き合いを自分で決められない、相手の言われるがままになっている、そんな心当たりはありませんか?
私は滅茶苦茶あります、当てはまりまくります。
子どもの考える力を奪うというのは、とても残酷なことだというのを、頑張って伝えていきたいものです。
遠くの土地へ飛ばされてしまったユリちゃん、もし彼女が転校せずにサクラちゃんと過ごしていたら、何か変わっていたのでしょうか……?
次回がサクラちゃん編の最終回となります。
果たしてサクラちゃんは、ユリちゃんの言葉を教訓に出来ているのでしょうか……?
今回はここまでとなります。
ここまでの閲覧ありがとうございました。
また次回のバナナちゃん日記でお会いしましょう。
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