こんにちは、管理人のSHIRURUです。
前回のバナナちゃん日記は見ていただけました?

ハートちゃんが自身のカリスマ性をフル活用して、多人数でバナナちゃんの意見を押し潰そうとしてきました。
挙句には先生までもがハートちゃんの味方……何も言えなくなったバナナちゃんは、半ば強引にハートちゃんの作品作りの助手になるように言われてしまいました。
クラスの大半がハートちゃんの味方をする状況、このままではバナナちゃんは、自分の作品を諦めるしかありません……。
誰かこの状況を変えてくれる人はいないのか!?
……という場面で終わりましたね。
気になる方もいらっしゃると思うので、早速続きへ参りましょう!





「浅い所だけしか見てないのに、勝手にお前が悪いって決めつけないで!」
疑われた被害者が、声を大にして言いたい台詞ですね。
すっかり周りの空気に気圧されたバナナちゃんは、「私は人に刃向かったら駄目な人間なんだ……」と、自信喪失する一歩手前の所で、救世主がやって来てくれました!
どうやらももちゃんも、バナナちゃんのようにマイナーな作品を作っていたようですね。
確かにハートちゃんと先生の言い分なら、ももちゃんの作品もおとぎ話っぽくないから変えろ!と、いう意味になっちゃいますよね。
しかしももちゃんは、二人を言い負かすくらいの「おとぎ話(童話)」を深堀りした知識をぶつけて、二人を諌めてしまいました。
これが俗に言う「ペンは剣よりも強し」でしょうか。
ももちゃんの「浅い所だけしか見ていないのに、イチャモンをつけるなんて滑稽ですよ。」という言葉には、とても説得力がありますよね。
目の前にリンゴを置かれた時に「赤い」「果物」「美味しそう」と考える人や、「太陽の陽射し」「バラ科の植物」「絵画」だと考える人もいます。
一つのテーマでも、それぞれ捉え方が違うのに、多数派の意見を正解と決めつけ、別意見の人を「いやいや!それは違うでしょ!」と、頭ごなしに否定する人達を、私は沢山見てきました。
否定された側は「え、自分はこれだと思ったんだけど……違うのか……」と、自信を無くしてしまい、多数派に飲まれてしまう……。
少数派の意見から、新しい発見があったかもしれないのに……その発見のチャンスを潰してしまうのは、実に勿体ない事だと思いませんか?
「もしかして自分ってズレてる……?」「自分は変なんだ……」「皆が正しくて、自分は間違ってるんだ……」なんて落ち込まないでください。
これが正解なんだ!という決まり事はありませんし、寧ろアイデアは沢山あればあるほど、新しい発見が産まれるのです。
事をなあなあにしようとした(バナナちゃんを言いくるめようとした)先生を、ももちゃんが正論でぶった斬るシーンは、自分で描いていてもスッキリしました(笑)
はい、今回の漫画はここまでとなりますが……まだももちゃんのターンは終わっていませんよ。
次回の更新も楽しみにしていてくださいね。
ここまでの閲覧、誠にありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう。

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