こんにちは、管理人のSHIRURUです。
前回のバナナちゃん漫画はいかがでしたか?

ももちゃんの有無を言わせない姿勢が、とてもかっこよかったですね。
主人公のバナナちゃんが霞んでしまうのは置いておいて……(汗)ももちゃんは同級生に一人はいて欲しいタイプですね(自分にも厳しい分、人にも厳しい彼女ですが……)
それでもクラスの人達は、人気者のハートちゃんを擁護する人が大半で、ももちゃんは更にヘイトを買うことになってしまいました……。
人を追い詰めていた子が擁護されて、追い詰められていた子を助けた人が、嫌味や嫌われる対象になる……何と言いますか、理不尽な世の中ですよね。
嫌われても全く顔色を変えない、強過ぎるももちゃんに怯えるのは、「自分の意志」が極端に弱いレモンちゃんでした。
それでは、早速漫画の続きへと参りましょう。





「彼女には逆らわない方が良いよ?彼女に目をつけられたらどうなるか解らないのよ?このままだとクラスからハブられるよ?それでもいいの?」
こうやって、裏で人を取り巻きサイドへ引き込んでいる時点で、同じ穴のムジナである事に気付きましょうね……。
ももちゃんが一人になったその瞬間を狙って、レモンちゃんがももちゃんの元へ説得にやって来ました。
レモンちゃんは、既に読者の方が察しているであろう、ハートちゃんの本性を、赤裸々に語り始めます。
「彼女はスクールカーストの上位者で、皆からの人気者だけど、裏では自分の思い通りにならない相手を、取り巻き達と徹底的に追い詰める恐ろしい人なの……クラスで孤立したらもう生きて行けなくなるんだよ?だからもうあの子に歯向かわないで?ね?ね?」
レモンちゃんは熱を込めて、ももちゃんに伝えます。
しかしももちゃんは全てスルー、探していた本を借りてさっさと図書室を後にします。
くだらないと一掃されてしまい、話の通じないももちゃんに腹が立ち、「クラスでハブにされるのよ!?怖くないわけ!?」と、怒鳴りつけます。
レモンちゃんがハートちゃんのことを、とても怖がっているのは、皆さんもご存知ですよね。
ですがレモンちゃんは、その恐れている相手と似通った事をしているんです。
その似ている点を書き出していきます。
「彼女は表では人気者だけど、裏では目をつけた子を徹底的に追い詰めるの。」→レモンちゃんも表ではフレンドリーだけど、ハートちゃんに楯突く相手を、裏で丸め込もうとしている。
「クラスで孤立したら生きて行けなくなるよ?」→文化祭準備でハートちゃんが、バナナちゃんに言っていた「クラスの皆と違うのは良くないよ?」という台詞と、言い回しは違うものの、内容がほぼ同じ。
・裏で目をつけた相手を潰そうとしている。
・孤立するとどうなるか……と、脅しをかけている。
この二つが、レモンちゃんとハートちゃんがやっている事です。
……まだレモンちゃんは気付いていませんが、自分が苦手意識を持っている相手と、似たような事をしていると思ったら、どう思いますか……?
客観的に見て、自分が怖がっている事・嫌がっている事をしていないか……一度振り返ってみるのも良いかも知れませんね……。
……さて、語りが長くなってしまいましたが、次回が文化祭準備編の最終話となります。
波乱が次々と巻き起こるバナナちゃん日記、癖の強いキャラ達がどんどん出てきて、まだまだバナナちゃんの苦悩は続きそうですね。
本日はここまでの閲覧、誠にありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう。

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