どこか生きづらい少女たちの日常・・・ 真面目なバナナちゃんの日記

ソラナックス(アルプラゾラム)の個人的な効果と感想 ~心療内科でのお薬が追加されたお話~

だいじょうぶだからね(ヤキッチ&クリッチ)
はやくよくなってね...
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MINO

ミノです
私の心療内科のお薬シリーズ
第4回

前回までにご紹介したお薬は
フルボキサミン(ルボックス)←リンク
メイラックス(ロフラゼフ酸エチル)←リンク
レクサプロ ←リンク
でした。

今回は「ソラナックス(アルプラゾラム)」の個人的な感想を書きたいと思います。

いつもながらの前置きですが、お薬の効果や感じ方は個人差があるかと思います。
あくまでも、私個人の感想です。
用量、用法などはお医者様の指示に従いましょう。

MINO

ソラナックス処方のいきさつ

初診時の処方は「夜にルボックス(SSRI)+朝にメイラックス(ベンゾジアゼピン)半錠」でした。
お薬嫌いの私の要望、そして心の状態を意識した最低限の処方だったのかと思います。

飲み始めはすごく効果を感じて、気分も楽になったような気がしてました。
先生の言っていた「そんなに早く効く薬じゃないから、気分の問題かもね(プラセボ)」という言葉がすぐに本当になって、やはり少しのことで大きく落ち込んでしまうということが起こりました。

本やネットでもいろいろ調べると、そもそも、そんなに強く効くお薬ではないようです。
暗示にかかりやすい私は、「そうか、あまり効果がないんだ...」「お薬の効果は気のせいか...」とより大きく落ち込むことが増えました。

MINO

単純(汗)

その後、ルボックスがレクサプロに変更になったのが前回のお話...

MINO

そして...

何回目の診療かは忘れましたが、比較的早期だったかと記憶しています。
気分の浮き沈みが激しく、ある診察日は元気(普通?)で、ある診察日は落ち込んでいるという状態でした。

先生からもその点を指摘されて、「落ち込んだ時に、1錠飲んでね」ということで、頓服として渡されたのがソラナックスでした。

相変わらずお薬が増えることにまずは抵抗感が浮かび上がってきた私でしたが、「お守りとして持っておくといいよ」という言葉でしぶしぶ(?)受け取りました。

MINO

ソラナックスとは

不安症の私は、さっそくソラナックスの情報を集めます。

・ベンゾジアゼピン系の抗不安薬
抗不安薬として定番のベンゾジアゼピン系。

・飲んですぐに効果が表れる(30分ぐらいで)
不安やパニック発作に速攻で効くお薬として処方される。
効果発現の早さは、安心の要素ですね。

・中時間型
半減期(血中濃度が半分になる時間)が14時間。
つまり、そのぐらいの時間は効果が実感できるんじゃないのということ。

・抗不安の強さでいうと「中」ぐらい
同じベンゾジアゼピン系のお薬であるレキソタンやデパスと比べると弱い、かといって効果を感じないわけでもない。
ちょうどよい感じかな?人によっては物足りない?
(レキソタンなどは飲んだことないので、個人的効果の比較はできないですが...)

MINO

さてさて

MINO

私への効果

「なるべく飲むまい」という気持ちと、「飲んだら楽になるのかな」という誘惑の戦いが続き、ある時、飲むことを決意。
とある講義の日だったと記憶しています。

効果は...ありました(と感じています)。
不安は少なくなり、落ち着いてやり過ごすことができました。
「分かりやすく効く」という感想です。

でも...「眠い!」。
「なんだこれは...」というぐらいに眠い。
座っていると我慢できるものではないぐらいの眠気に襲われます。
講義中、先生の話を面白いと思って集中しようとしますが、それどころではない。
落ちそうになる瞼を開き、必死に眠気と戦いながら過ごしました。
不安と戦うよりも、眠気と戦うほうに意識がいきます。
これって、いいのか?

眠気以外の副作用は特に感じませんでした。

効果時間の体感は、一日は効いているかな、早朝に飲むと夜には抜けているかな、という感じです。

MINO

私の用法

当初は1か月に2~5回ぐらいの使用だったでしょうか。

いろいろ調べて、連用は薬への依存が起きる可能性があるとのことで、「ここぞ」っていう時に飲むように心がけていました。

対人恐怖症がひどい時には「ここぞ」っていう場面が多かったですが。
というか、そればかり。
「ここぞ」のなかの「ここぞっ!」ていう時に飲む、心が耐え切れない叫びをあげたときに飲むというイメージ。

MINO

分かりにくくてすいません(汗)

MINO

お薬を止めたのは

これが、なんとも言いにくいのですが、気付いたら飲まなくなっていたという感じです。
ある時、急に対人恐怖症が治ったというのではなく、徐々に治まっていったのでしょう。
ふと振り返ると、「そういえば、最近楽だな」「しばらく、ソラナックスを飲んでいないな」というイメージです。

私の用法と用量では、ベンゾジアゼピン系で言われる「離脱症状(お薬を止めようとしたときに起こる不快な症状)」は出なかったです。

これも、栄養面を考えた食事とサプリ、睡眠や運動などの生活習慣を整えていったのが大きかったと思っています。
お薬は、その行動を起こす気力を与えてくれるものという感じです。
そういった意味で、お薬にはすごく助けられたと思っています。

MINO

いま思うこと

先生が「お守り」と言っていた意味は、体で理解できています。
いざという時には頓服(ソラナックス)があると思うと、一歩踏み出すことができます。
不安で動けなくなっているところを後押ししてくれます。
「飲まないけど、持っているだけで安心」というのは、とても大きく体感できるソラナックスの効果(?)です。

過去に何度も言っていますが、「以前より楽になった」というだけで今でも社交不安は私のベースにあると思っています。
お薬のおかげで、この症状とどう付き合っていくのかを考えて行動することができました。

心療内科のお薬は、不安を煽るような副作用の書き込みがよく見られます。
飲まないにこしたことはないのですが、それでもこれで人生を救われる人もいます。
大げさでなく。

良い心療内科医の先生と付き合いながら、用量を守って使えばとても良いものだと思っています。

MINO

大事なのは
お薬にだけ頼らないということ
ですね

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