お久しぶりです、管理人のSHIRURUでございます。
前回の真面目なバナナちゃん日記を覚えていらっしゃいますか?
前回はももちゃんから至極真っ当な意見を突き付けられて、言葉を失ってしまったバナナちゃん。
駆けつけたリンゴちゃんが遮ってくれたことで、ももちゃんはその場から去っていきますが……とても気になる言葉を呟いていましたね。
今回の漫画でバナナちゃん日記の押し付けられ編の〆になります。
それでは始まります。
孤立の道を貫き始めた相手を止めるのって……本当に正しいことなのか……。
自ら孤立の道を選んだ人を引き留めるのは、間違った事なのか、それとも止めるのが優しさなのか……こればかりは解らないですね。
過去に人間関係で辛い経験をした人の中には、人と仲良くなるのを諦めて孤立の道を選んだ、という方も少なくないと思います。
私も学生時代に人付き合いに疲れて、一人で生きて行くんだと諦めてしまった過去があります。
気を許してしまったら、その心に付け入られて良いように利用されたり、デリカシーのない一言で一気に関係を崩してしまったりするので、決して気を許さず、喋る言葉の一つ一つに気を付けて喋り、壁を作って隙を作らないようにしてしまいます。
その生き方は今でも変わらないままです。
心に壁を作る道を選んだ人は、大きく分けて二種類に分かれます。
一つは誰にでも分け隔てなく接することで、人間関係の輪を崩さないように身を粉にして人に尽くしまくる、そして愛想笑いが癖になる……まさにバナナちゃんがそのタイプですね。
バナナちゃんが登場しているシーンを見てみると、愛想笑いになってしまっているシーンが多いんです。
そしてもう一つのタイプは、対人関係、家族関係、恋人関係、全ての関係を断ち切って、真の孤立の道を歩んで行くタイプ……これがももちゃんに当てはまります。
完全に心にシャッターを下ろしてしまったタイプですが、心にシャッターを下ろしてしまったももちゃんは、とても清々しい顔をしているんですよね……。
心の闇から解放された幸せそうな顔を見ていると、「どうすれば良いのか解らなくなってしまった」というリンゴちゃんの言葉も解ります……。
孤立の道を選んだももちゃんに、いつか心を開けるような相手が現れるのか……まだ解らないままです。
リンゴちゃんの口から、ほんの少しですが、ももちゃんの過去についての話が出て来ましたね。
バナナちゃんに厳しい言葉をかけたのは、過去に同じような経験をした為、バナナちゃんと自分を重ねてしまったからでしょうか?
それはまだ謎のままですが、徐々に登場人物達の過去や小話を描いて行ければと、思っています。
バナナちゃんの押し付けられ編は本日で以上になります。
次回は、あのくねくねとした動きが特徴的なキャラクターの、過去についてを描いていきたいと思います。
本日はここまでの閲覧、ありがとうございました。
また次回の日記でもお会いしましょう。
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