こんにちは!サイト管理人のSHIRURUです。
前回の真面目なバナナちゃんの日記の続きを上げていきます!
前回のあらすじは、バナナちゃんがサクラちゃんにちゃっかり仕事を押し付けられ、「これはあなたの仕事でもあるのよ!」とは言えず、不満を喉奥で止めながら、落としてしまったノートを拾っていると、そこに現れたのは……こちらを見下ろすリンゴちゃんの双子の妹、ももちゃんでした。
一体ももちゃんは何をしに来たのか、バナナちゃんの手助けにやって来た?それともまた別の……?
気分がハラハラ、胸がジクジク痛む……そんな苦い経験が敷き詰められた真面目なバナナちゃん日記。
早速続きに入っていきます。
「最初から断ればこんな苦労をしなくて済むんだ。」
言われてみればそうなんだけど……断るって、どうすればいいんですか……?
……まさかの痛い図星ポイントを突く強烈な言葉をかけられてしまいました。
助けに来てくれたのかと思ったら、まさかの厳しいお叱り言葉をかけられる……。
これは予想だにしていなかったバナナちゃん、言葉も感情も何もかもを失って、唖然としてしまっています。
途中からやって来たリンゴちゃんに制されてしまいましたが、「そのうち私みたいに……」「現実を思い知らないと駄目」と、言っていると言うことは、彼女にもバナナちゃんのような経験があるのでしょうね。
とても厳しい言葉ではありますが、確かにももちゃんの言う通りでもあるんです。
嫌な事は口でハッキリと「嫌だ!」と、伝えるのはとても大切なことなんです。
嫌だと思ったことは嫌だと言えないと、無理難題を押し付けられたり、都合の良い様に扱われたり、最悪の場合取り返しのつかない事件に巻き込まれてしまう……なんてことも。
この嫌な事をハッキリ言える人と、嫌だと思っても断れない人の大きな違いは、実に明確だと私は思います。
それは、自分の意見をちゃんと伝えられる、自尊心を尊重して貰える環境にいたか、そうでないかの二つではないでしょうか?
どんな事でも我慢して溜め込んでしまう人は、意見を伝えたら突っぱねられ、全てを否定されてきた、聞く耳を持ってもらえなかった環境で過ごしてきた方が多いと思われます。
私の家庭も、小さい頃は家族に逆らう事、意見する事は許されない……家族なのに許されなかったんです。
まるでフィクションのような話だと思われそうですが、意見を言って逆らおうものなら暴力、罵声や怒声を浴びせかけられる、もっと凄い時は包丁を向けられるなんてこともありました。
そんな環境で、嫌な事を嫌だと言う命取りな行動は、出来ませんでした。
思った事をぽんぽん口に出し過ぎるのも、トラブルの元にはなってしまいますが、身を守るにはとても大切なこと。
そして、その意見を伝えるタイミングと力を奪わないであげてください。
ももちゃんの言葉は歯に衣着せぬ表現ではありますが、彼女のように、嫌だと思うことをちゃんと断れるようになりたいものですね。
そのうち、ももちゃんの過去についての漫画も上げていきたいと思っています。
本日はありがとうございました。
また次回の真面目なバナナちゃん日記でお会いしましょう。
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