こんにちは、管理人のSHIRURUです。
前回のバナナちゃん日記は見てくださいましたか?
いつばちゃんは親御さんの意向で転校してしまった事で、バナナちゃん達の通う学校から離れてしまったのです。
その際に、レモンちゃんのペンケースにこっそりと入れられていたクラゲのキーホルダー……。
そのキーホルダーにはどんな意味が込められているのでしょうか……?真実を知るのはいつばちゃんだけです。
長期に渡って続いてきたレモンちゃんの過去編もついに最終回です!
それではお話へと参りましょう!
「どうせ皆、この人なら何をしても良いとか、逆らっちゃダメとか決めてるんでしょ?」
損得勘定で関わり合う関係は、果たして良縁な関係と言えるのかどうか……?
……はい、いつばちゃんに対してのいじめを(遠回しに)命令していたのは、皆のアイドル「井々河 ハートちゃん」でした。
他人の扱いにとても長けている人って、少なからずいますよね?相手の加護欲を掻き立てるのが上手いのか……相手の欲しい言葉を巧みに使えるから出来るからこその業なのか……?
ハートちゃんは言葉巧みに皆の中に眠る「アイツが気に入らない!」という憎悪を引き出して、周りを焚き付けるのが実に上手です。
誰か一人くらいは「ハートちゃんの方が嫌い」となるかと思いきや、彼女の持つカリスマ性と強大な後ろ盾があるからか、誰も彼女に疑問を持たないのです。
「可愛くて優しい人気者のあの子が言う事は正しいんだ!皆もやってるから正しいんだ!」と、同調圧力の恐ろしさが垣間見える瞬間です。
ハートちゃんの味方をしておけば困る事がない、と考える人もいるから、ますます彼女への指示が集まってしまうのです。
ハートちゃんに気圧されてしまったレモンちゃんは、「自分の意見と意志をハッキリと伝えられる理想」と「権力の強い相手に着いていけば楽になれる理想」の、二つの理想に板挟み状態です。
果たしてレモンちゃんは、この深い沼の中から抜け出せるのでしょうか?
彼女が「自分の過ごす世界は此処しかない」という、孤立する恐怖感に飲まれている間は、難しそうですね……。
次回はショート漫画を挟んでからの、新しい長編漫画が始まりますので、楽しみにしていてくださいませ!
ここまでレモンちゃんの過去編を見てくださって、誠にありがとうございます。
また次回のブログでお会いしましょう。
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