どこか生きづらい少女たちの日常・・・ 真面目なバナナちゃんの日記

真面目なバナナちゃんの変化日記~不思議な転校生編(前編)その⑫~

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こんにちは、管理人のSHIRURUです。

長きにわたって続いていた「不思議な転校生編」の前編が、今日終わりを迎えます!

不思議な転校生編(前編)、幕開けはこちら

まだ前編なので、一旦区切りという形ではありますが……。

新たな登場人物の「星先生」は、一体ヒカリちゃんに、どんな事を伝えようとしているのか?

そして、先生が関わった事で、物語はどのように進んで行くのか……?

気になる続きへ参りましょう!

「あの先生のお陰で、学校が過ごしやすくなった。」

先生でも生徒でも、誰か一人理解者がいたら、学校に行きやすいですよね。

……はい、「不思議な転校生編(前編)」が終了しました。

ここまでの長編、最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます。

星先生がヒカリちゃん宛に渡した手紙、内容はまだ解りませんが、この日を境に、ヒカリちゃんは劇的に変わったようです。

授業の時間は別の場所に行き、休み時間と給食の時間には、バナナちゃんのクラスに戻って来る。

授業サイクルを変えただけで、ヒカリちゃんの生きにくい生活が変わり、癇癪やパニックを起こすことも無くなりました。

寧ろ、表情が柔らかくなり、沢山笑うように。

転校初日の無表情だった時と、大きく変わっています。

発達障がい児あるあるなのですが、自分のペースでないと、どうやって行動すれば良いのか解らなくなり、パニックを起こしてしまう、という子が多いんです。

朝の7時にはランニングをしないといけないのに、いつも走っている道が工事中だと、「どうすればいいの!?スケジュールが狂ってしまう!」と、決めたスケジュールが完遂出来ない事にパニックになる……。

本を番号順・決まった色で並べないと、「こうじゃないと駄目なの!これはルールで絶対なの!」と、気が済まなくて泣き出してしまう……。

多くの人には理解し難い例かも知れませんが、拘りが強い発達障がい児にとっては、とても一大事で、大きな事件なのです。

管理人のSHIRURU自身も、宿題を忘れてしまっただけで「どうしよう!決まったルールすらこなせない私はダメ人間だっ!」と、朝礼に参加出来ないくらい泣いて、パニックになってしまった過去があります。

もしかすると星先生は、ヒカリちゃんの特性をいち早く見抜いて、彼女のストレスにならない生活方法を組み立てたのではないでしょうか?

劇的に変わったヒカリちゃんに、「どうやってあの珍獣を手懐けたの?」と、頭に疑問符を浮かべるのは、悪女サクラちゃん……。

星先生をメンタリストか何かだと思い、早速自分の有利になる大人として、手玉に取ろうと行動に移し始めます。(こういう時の彼女の行動力は早いのです。)

ももちゃんには「またくだらない事を考えているな……。」と、呆れられていますね。

後編では、サクラちゃんが大きく動いて行きそうな予感ですね。

ここまでの閲覧、誠にありがとうございました。

また次回のブログでもお会いしましょう。

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