どこか生きづらい少女たちの日常・・・ 真面目なバナナちゃんの日記

初めての心療内科 ~受診の流れと処方された薬、私の経験から思うこと~

バード式ムーンウォーク連
覚悟をきめて心療内科へ...
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MINO

こんにちは、MINOです。

前回は、心療内科に駆け込むまでの経緯(←リンクです)について書きました。
今回は初めて心療内科にかかった時の感想(?)について書いていこうと思います。

結論から言うと、心の不調が疑われる場合には早めの受診をお勧めします。
理由は、立ち直るきっかけは早めに掴んだほうがよいということと、1人で立ち直るのは難しいということです。
そのあたりも踏まえながら、書いていこうと思います。

MINO

ということで
前回の続きです

駅で突然のパニックに襲われて、かねてより調べていた心療内科に電話。
幸いにも、親身に対応してくださりすぐに予約を入れてもらえました。

さて、心療内科に行くこと自体に大きな不安と緊張を抱えながら向かいます。
そもそも、私、お医者さんに行くことが滅多にありません。
それは病気をしないということではなく、風邪をひいても、39度を超える熱が出ても、家で自力で治そうとするタイプです。
何というか、病院が苦手で、とにかく薬は飲みたくないという気持ちが強いです。
そんな私が自ら病院に向かったのですから、その覚悟を持つに至った症状はお察しください。

MINO

さてさて

さて、心療内科や精神科というものに自分がかかることになるとは思ってなかったですし、多少なりとも偏見は持っていました(すいません(汗))。
今、記憶を思い返しながらの話なので、間違いや誤解を生む表現があるかもしれませんがご容赦ください。

到着すると思っていたよりも混雑しておらず(完全予約制のためかと思います)、数名の患者さんが静かに待っている状態でした。
失礼ながら、想像していたよりも静かな院内で、患者さんも大人しい感じでした。

待ち時間はほぼ無く、すぐに看護師さんが声をかけてくれて、別室に案内されました。

初診での検査内容は
・問診(看護師さん)
・血圧測定(看護師さん)
・血液採取(看護師さん)
・診察(先生)

という形だったと思います。

MINO

一つずつ説明します

■問診
現在の症状、家族構成、職場のこと、生まれてから今までのことを細かく聞かれました。
過去に、いじめにあった経験がないかということも聞かれたのは覚えています。
緘黙(かんもく)症の経験(←リンクです)などを語りました。

この時の私は何とも言えない微妙な気持ちで、どこまで心のうちを明かして良いのか分からず、控えめに語っていました...

■血圧測定
なぜ、測定するのかは分かっていません。
問診の前に測ったような気もしています。

結果は低血圧...
健康診断でも「ちゃんと締まってた?」と聞かれたり、測りなおされたりしたことがありますから...
うつ病と関係あるのかは不明。
何かとテンションが上がりにくいのは、これが原因?

■血液採取
心の不調が、他の病気からきていないか確認するためと言われました。
当日は結果が出ずに、次回に先生から結果を知らせるとのことでした。

結果は、異常なしでしたが。
つまりは、他の病気のせいではないということですね。

■診察
行く前には知らなかったのですが、私が行った心療内科は先生が二人いて、当然ですが診察室が二つありました。
こちらで先生を選ぶことはできません。
まあ、選ぼうにもどんな先生か分からないので、そこは考えなくてよいでしょう。

一度、担当した先生が以後もずっと診察してくれるので、そこは安心でした。
日によって先生が変わるのも、話しにくいですしね。

診察内容は、問診の結果を見ながら、補足的に話を聞かれるという感じです。
さすが心療内科の先生というか、落ち着いてフレンドリーな(軽い?)感じで話しかけてくれます。
重たく話しかけられるのも何なので、このぐらいがちょうど良いのかも。

MINO

診断結果は。。。

さて、診察結果は
・うつ病
・社交不安障害(対人恐怖症)

とのこと。

事前にネットなどでも調べていたので、思っていたとおりでしたが。

MINO

最後にお薬の処方です

処方されたお薬は
・フルボキサミン(商品名:ルボックス)・・・SSRIと呼ばれる抗うつ薬
・ロフラゼフ酸エチル(商品名:メイラックス)・・・ベンゾジアゼピン系の抗不安薬
・エスゾピクロン(商品名:ルネスタ)・・・頓服として処方、非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬

の3種類です。
睡眠薬は、中途覚醒と、就寝時に希死観念があり眠れないことを伝えると、頓服で処方されました。

後々に知ったのですが、私が「強い薬は飲みたくない」「あまり、薬は飲みたくない」と訴えていたので上記のチョイスになったようです。
つまり、あまり強くないお薬ですね。
私「あの~、そんなに薬を飲んで大丈夫ですか?(恐る恐る)」
先生「大丈夫だから、しんどいのなら我慢せず飲んじゃいなよ(軽い感じ)」
というような会話が繰り広げられた記憶はあります。
”薬に対して不安症を発揮する私vs薬を飲ませたい先生”という構図です。
フルボキサミンは、後に効果が強めのレクサプロに変更になるのですが...

「次回は薬の効果をみたいので、1週間後に予約をとるね」
「どうしても苦しくなったら連絡してね」
ということを言われて診察終了となりました。

後は、近くの調剤薬局で薬を受け取り、帰りました。
私が感じた薬の効果は、また別の記事でお話しします。

MINO

全体のシステムは。。。

初診にかかったトータルの時間は1時間半ぐらいだったかなという記憶です。
問診~血圧採取までが1時間、診察が30分という配分です。
再診からは、基本、診察10分になりました。

心療内科は診察5分で薬を出すだけというような情報をネットなどから得ていたので、良い医院にあたったのかもしれません。
他の心療内科に行ったことがないので、比較はできないですが...
(余談ですが、1人の診察に30分もかけていたら医院経営が成り立たないらしいです)

もう一つ、完全予約制というのも助かりました。
希望の時間が他の方の予約で埋まっているということはありますが、長時間待つほうが辛いですし。

MINO

私の感想です

私の、トータルの感想としては「行って良かったな」ということ。

その理由が
・どうにもならない状況から、何とかなるかも知れないと思えた⇒1人で悩み続けたら、出口が見えずに生きていなかったかも...
・薬の効果で気持ちが安定した⇒抗不安薬の効果はすごいなと
・定期的に本心(?)を話せる相手ができた⇒社会では受け入れられない話も、短時間ですが聞いてもらえます
という点です。
これらが、今後、自分で立ち直ろうとする力となりました

1人で悩んでいる方は、行ってみる価値はあると思っています。
どうせダメなら、頼れるものに頼るのはありです。
家族や友人は頼りすぎると迷惑かけるし、人によっては頼れないこともあるかと思います(私がそう)。

あと、心療内科に偏見を持っている方に向けての話ですが、案外、そういう感じはなかったです。
これは行く場所にもよるのでしょうが...私が行ったのは開業医の先生です。
患者さんも、お互い周りに気を使い、行儀のよい人が多かったです。

MINO

注意点というか
心がけについて

個人的な注意点を挙げるとすれば
・先生、薬に頼りすぎないこと
です。

薬は一時的に活力を上げてくれるので、その間に生活改善、認知の改善など、自分でできる努力もしていくこと。
薬だけで、うつ病や対人恐怖症が完治するとは思えません。
また、先生が一生、面倒を見てくれるわけではないですしね。

そのための情報は本やネットにあふれているので、信頼できるもの、自分に効果のあるものを試しながら選んでいきましょう。

簡単ではないですよ。
気長に、辛い時には休みながら、でも諦めずにやっていきましょう。

MINO

ということで。。。

最後、話がそれましたが、私が初めて心療内科を受診した経験と、そこから思うことです。
あくまでも、個人的な感想ですが...何か、少しでも苦しんでいる方々の参考になる部分がありましたら嬉しいです。

では、続きは次回。

MINO

一人で頑張ったらダメだよ~
限界まで頑張らないようにね~

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