どこか生きづらい少女たちの日常・・・ 真面目なバナナちゃんの日記

真面目なバナナちゃんの改善日記~不思議な転校生編(後編)その⑤~

  • URLをコピーしました!

こんにちは、管理人のSHIRURUです。

一気に冷え込んで寒くなりましたね、突然の季節の変わり目はメンタルの不調にも繋がるのでとても大変です……。

それもあってか、SHIRURU家では大騒動が巻き起こってしまいました……(内容は割愛)

前回の真面目なバナナちゃん日記を更新した後で良かった……のかな?

気を取り直して、前回の漫画は読んでくださいましたか?

星先生が受け持つクラス「流れ星組」は、生活の中で生き辛さを感じている生徒が集まる場所。

その生き辛いと思っている個性や悩みも様々です。

今日はそんな生徒達の「個性」と「悩み」、そして「改善・対策」についてに視点を置いたものとなります。

それでは早速参りましょう。

「皆と同じやり方じゃなくても、自分なりに出来る方法はいくらでもあるの。」

たとえそれが傍から見れば、意味のない行為だと思われても……。

流れ星組の生徒の一人「クミさん」は、物に対しての拘りが強く、手元から無くなったり誰かに使われると、どうすれば良いのか解らずパニックを起こしてしまう、という悩みを持っております。

『物への執着が強い』というのは自閉症スペクトラム(ASD)の人に多い特徴だと言われています。

自分の好きな事をしている所へ、横槍を入れられたり、別の事をしなさいと言われると、優先順位が解らなくなって癇癪を起こしてしまう……という事があります。

管理人のSHIRURUもASDタイプなので、昔学級委員の仕事と給食係が被ってしまった時、どちらを優先すれば良いのか解らなくなって、パニックになってしまったことがあります。

……周りから見れば、臨機応変に対応しろよって思うかもしれませんが、予想だにしない事が起こると、どうすれば良いのか解らなくなっちゃうんですよ。

そんな悩めるクミさんに、星先生が見出した改善策は、無理に物を引き離すのではなく、「これはちゃんと自分の物だ。」という印を付けること。

こうする事で直ぐに自分の持ち物を見つけられるし、理解のある人なら「これは彼女の物だ。」と、配慮してくれます。

安心感を持たせてあげる事で、徐々に不安感を払拭して慣らしていくのです。

次の生徒は「カイトくん」、彼は文字という物を頭の中で処理することが出来ません。

『文字というものを脳内で処理出来ない』、これは学習障がい(LD)の特徴の一つで、これは知的発達に問題はないものの、聞く・話す・読む・書く・計算能力に困難が生じる事を指します。

発達障がいの中でも、本人も周りもかなり気付きにくいタイプだと個人的に思っています。

この困難に感じる感覚は本人にしか解らないため、周りから見ると「やる気がないだけ」「意味が解らない」と、非常に理解を得にくい障がいです。

そのため、いじめに発展しやすいものでもあります。

カイトくんの場合は読む・書く能力に困難がありますが、聞く・話す能力に問題はないので、「言葉」と「音」で勉強やテストをする事が出来ます。

「それが出来ないんじゃ無理だろ?」と思われがちですが、改善策や対策は何十通りも存在するのです。

カイトくんは星先生と出会った事で、不登校から立ち直る事が出来ました。

はい、今日の漫画はここまでとなります。

流れ星組の生徒の悩みと個性は、まだまだ続きます。

ここまでの閲覧、誠にありがとうございました。

また次回のブログでお会いしましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

もくじ