どこか生きづらい少女たちの日常・・・ 真面目なバナナちゃんの日記

真面目なバナナちゃんの強迫観念日記~不思議な転校生編(後編)その⑥~

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こんにちは、管理人のSHIRURUです。

本日は多忙で投稿が遅くなってしまい、誠に申し訳ございません!

日は跨いでしまいましたが、真面目なバナナちゃん日記、更新していきたいと思います!

前回の漫画では、個性に溢れた「生き辛さを感じている」流れ星組の生徒達が、星先生と共に自身の特徴と対策に向き合っている、というお話でした。

発達障がいという壁が一番厚く感じる場所と言えば、やはり小学生・中学生時代ですかね……?

かくいう私も自閉症スペクトラムを持った一人ですので、それはもう苦労しましたね……。

それでは漫画の続きへと参りましょう。

「完璧じゃないと駄目!じゃないと自分の生きてる価値なんてない!」

これが昔の私の口癖でした。

はい、皆さんはこの「流れ星組」の生徒の一人、シルルちゃんが誰なのか……もう察しがついていると思われますが、管理人のSHIRURUでございます。

小学生の頃の私は兎に角「完璧」という事に拘っており、皆が楽しく遊んでいるレクリエーションやゲームですら、一番じゃないと泣き出してしまう、そんな子どもでした。

テストの点数だって満点じゃなければ、答案用紙をぐしゃぐしゃにして捨ててしまっていたくらい……。

同級生達からしたら、めちゃくちゃ面倒くさくて頭がおかしい生徒だと思われていたんでしょうね……まるで腫れ物に触れるような接し方でしたから。

母親はそんな私を「闘争心の強い気が強い子」だと思っていたようで、「これぐらい気が強くないとね!」と、そのまま放置していました。

これが発達障がいを抱えている特徴の一つだとは、微塵も思わなかったらしいです。

「闘争心が強い」のではなくて「一番じゃないと生きてる価値がない」という、一種の自責の念なんですよ。

人と比べ合っているというよりかは、常に完璧、パーフェクトじゃないと駄目だという、弱みを見せられない所だったんだと、現在なら冷静に分析出来ます。

その他にも、パニックになると教室から逃げ出したり、忘れ物をしただけで泣いて手がつけられなくなったり、多数の同級生が難なくこなせる事が出来なかったり……高学年でこんな感じだったので、かなり生きにくかったです。

流れ星組のようなクラスに行くことが出来ていたら、私の学校生活も何か変わっていたのかな……と、思っていたり……。

まだまだ中学生時代にもやらかしまくっているのですが、それはまた今度に……。

次は流れ星組の生徒の「アヤちゃん」、彼女は「あれがやりたい!これがしたい!」と思ったら動かずにはいられない女の子です。

じっとしていないといけない状況でも、一度「あれが気になる!」と思い立ったら、授業中でも立ち歩いてしまう、衝動型のADHDタイプです。

衝動的な行動をしてしまうのは、バナナちゃんのクラスメイトのヒカリちゃんも同じく……。

星先生は、「知りたい!」という気持ちを無理に抑えるのではなく、先に解決してしまおう!という結論に至りました。

衝動の根源を大方取り除いてあげるだけでも、大きな効果があるからです。

読者の方も、家の鍵を閉め忘れた……?と、思い始めたら、確認せずにはいられませんよね?

そのモヤモヤを放置するのではなく、早急に解決する事が、衝動を抑えるヒントになるわけです。

星先生の説明に少し納得を見せるサクラちゃんですが、果たして彼女は一体何を考えているのでしょうか。

……はい、今回のバナナちゃん日記はここまでとなります。

ここまでの閲覧、誠にありがとうございました。

また次回のブログでお会いしましょう。

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