こんにちは、管理人のSHIRURUです。
前回の文化祭の出し物提案編の続きとなります。

親友のリンゴちゃん、新しく登場したレモンちゃんに背中を押され、クラスメイト達の前で出し物案の発表をするバナナちゃん。
然し、クラスメイト達は「どうでもいいや……」と言った反応……。
その空気に憤慨するリンゴちゃんが見つけたのは、バナナちゃんの発表に耳も貸さずにスマホを弄るレモンちゃん……?
という場面で終わりました。
この第2話で、粗方の謎が解ければ良いのですが……それでは参りましょう。






学生時代、スクールカーストなんてものが勝手に出来てて、頂点に立つ人は皆からの指示も凄く多かった……そんな光景、見たことありませんか?
はい、またまた新しいキャラが登場しましたね。
サクラちゃんの代わりにスピーチをするため出てきたのは、「井々河(いいかわ)ハートちゃん」。
彼女が出てきた瞬間、冷めていたクラスの雰囲気がガラリと変わりました。
まるで魔法みたいです……。
サクラちゃんの出し物案を読み上げるハートちゃん、内容はとても無難なのに、皆が一気に食いついて盛り上がります。
「もうこれで良くね!?」「ハートちゃんは優しいね~!」と、褒めちぎり、中には「さっきの案は面倒臭いもんね!」と、バナナちゃんの案を否定する人まで……。
何故ここまでハートちゃんが支持されるのか……それは、リンゴちゃんがプチ説明してくれているように、彼女はキッズモデルとして活躍しています。
学生時代の妙な所って、珍しい習い事をしている、頭が良い、カリスマオーラを放っている、お金持ち、文武両道……そんな人達が学校のトップのように扱われるんですよね。
これが俗に言う「スクールカースト」というものです。
このスクールカースト、ピラミッドのようになっていて、スターの下が、トップには辿り着かないけど才能を持っている人、次に平均的な能力を持っている人、その次が比較的目立たない大人しい人、そしてピラミッドの一番下が……クラスで浮いている人や変わっていると邪険に扱われる人……という構造で構築されています。
カースト?それがどうした?と、思う人もいるかもしれませんが……世界が狭い子ども達の中では、このカーストがステータスのように扱われています。
クラスの出し物の主役やリーダーは即スターの物、逆らおうものなら、取り巻き達に潰される……かなりドロドロした世界になっているんです。
スクールカーストの下になりたくない!と、必死になっている人ほど、そのステータスに必死にしがみつこうとします。
そして弾かれたら、地獄が待っている……とまで考えている子も……。
投票は、サクラちゃん&ハートちゃんチームの案の圧勝でした。
「まあ、何となく解ってたけどね……」と、若干落ち込むバナナちゃんを、「私はバナナちゃんの案が好き!」と、励ますリンゴちゃん。
……の、近くで何かを見ているももちゃん。
一体何を見ているのでしょうか?
出し物提案編は、まだまだ謎がありそうですね……。
本日のブログはここまでです!
また次回のブログでもお会いしましょう!
閲覧の程、ありがとうございました!

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