どこか生きづらい少女たちの日常・・・ 真面目なバナナちゃんの日記

真面目なバナナちゃんの苦労日記

  • URLをコピーしました!
マンガ
真面目なバナナちゃんの苦労日記
ページ1
マンガ
真面目なバナナちゃんの苦労日記
ページ2
マンガ
真面目なバナナちゃんの苦労日記
ページ3
マンガ
真面目なバナナちゃんの苦労日記
ページ4
マンガ
真面目なバナナちゃんの苦労日記
ページ5
マンガ
真面目なバナナちゃんの苦労日記
ページ6
~真面目なバナナちゃんの苦労日記、完~
次のお話は

「子どもを褒めて愛情を注いでくれるのが親、子どもを傷つけるなんてありえない!」そんな環境で過ごしてきた子は、とても幸せな事です。

でも、中には親と一切口を聞かない、毎日罵詈雑言を吐かれる、時には「お前なんか産まれてこなければ良かったのに!」と、言われてしまう子ども達もいます。

お久しぶりです、SHIRURUでございます。

今回この漫画を描いたのは、私もバナナちゃんのように、何をしても褒められない、寧ろ「どうしてそんなことをしたんだ!」と、怒られる、家では毎日愚痴と罵詈雑言を聞かされて育ってきたからです。

私の親は、何より我が身が一番、他人なんかどれだけ傷つこうが死のうがどうでもいい、寧ろ不幸になった姿を見ると嬉しくなる、そんな人でした。

そんな親が一番怒る瞬間は、困っている人を助けた時でした。

「私達はこんなにも不幸なのに、他人を助ける余裕なんてない!放っておけ!」いつもそんな事を言われ続けていました。

自分の中にあるスケジュールや予定を邪魔されると、ヒステリックになって手が付けられなくなる、そんな人です。

子どもは親の背中を見て育つ、そんな言葉があります。

「私の子供なのにどうしてそんなに弱っちいのかしら?もっと人を踏み台にしてのし上がりなさい。」そんなことを口酸っぱく言われて来ましたが、私には無理でした、無理というよりはなりたくない、そう思っています。

今回の漫画では、おばあさんの道案内をしたバナナちゃんがお母さんに思いっきり叱られていますね……過去にこういう体験をしたという方はいらっしゃるのではないでしょうか?

子ども=面倒事を起こす種、そう考えている親は、子どもの行動の意図を理解せずに叱り飛ばす……少しでもいいから解って欲しかった!そんな事ばかり考えてしまいますね。

リンゴちゃんのお母さんと、バナナちゃんのお母さんは丸っきり正反対な親として描いています。

作者の「こんな親が欲しかった」という願望の表れかもしれません。

そしてもう一つ、冒頭にも書いております「親は子どもに愛情を注いでいるから傷つけるなんて有り得ない!」そう答えるサクラちゃんは、わざとバナナちゃんの心の傷を深める発言をしています。

子どもは親の背中を見て育つ、それが一番大きく表れているのがサクラちゃんです。

まだ漫画には登場しておりませんが、彼女のお母さんは「他人なんかどうでもいい、我が身が一番」という非常に自己愛の強い性格、それが娘であるサクラちゃんに大きく出てしまったわけです。

まさに負の連鎖とはこのことです……。

バナナちゃんだけでなく、リンゴちゃんやサクラちゃんのエピソードも描いていきたいと思っています。

本日は閲覧の程ありがとうございました。

また次回のブログでお会いしましょう。

次のお話は
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

もくじ