どこか生きづらい少女たちの日常・・・ 真面目なバナナちゃんの日記

真面目なバナナちゃんの癇癪日記~不思議な転校生編(後編)その⑫~

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皆様、新年あけましておめでとうございます。

あっという間に2023年が終わり、2024年がやって来てしまいましたね。

私の今年の目標は、真面目なバナナちゃん日記をもっと色んな方に知ってもらう……ですかね。

今年も真面目なバナナちゃん日記の応援の程、よろしくお願い致します。

さて皆様、前回のバナナちゃん日記は見てくださいましたか?

教室から逃げ出して泣いていると、誰かが近付いて来て、自分の醜態を見られたくないサクラちゃんは、咄嗟に近くにあったロッカーに隠れました。

ですが、やって来た人物もロッカーを目指して来たようです。

会話を聞くと、もう関わりたくないと思っていた流れ星組の一人「シルルちゃん」と「星先生」の二人が話しているようです。

シルルちゃんはどうやら、完璧じゃない自分が許せないようで……。

気になる続きへと参りましょう。

「そんな大袈裟な事言わないでちょうだい!皆からおかしいって思われるから!」

私も言葉選びが適切じゃなくて、よく怒られていました。

テストの成績が思った通りの結果じゃなかったことが、どうしても許せないシルルちゃん。

「こんな自分は死ぬべきだ!生きてちゃいけない!」と、自分を責める気持ちが大きくなり過ぎて、消えてしまいたいと言い始めます。

こういう時、「死ぬなんて簡単に言うな!」とか「そんな事言っちゃいけないよ。」と、声をかけるのを想像しますが、星先生は「気持ちを声に出せて偉い。」と、彼女の言葉を逆に褒めました。

この先生は生徒が死にたいと言っているのを見捨てるのか!?と、思われてしまいそうですが、星先生は解っているんです。

シルルちゃんが叫んだ言葉は、本当に死にたいと思っているわけじゃないということに。

シルルちゃんは私の分身なので、どういう事かと説明すると、考え方が極端過ぎるがあまり、完璧じゃない=死ぬしかない!という考えに至ってしまうのですが、これは、理想通りに出来なかった事に腹が立ってるんです。

言うならば、言葉選びが悪い怒り方……正しい怒り方を知らない、ですかね。

家族の機嫌を取ることばかり送っていたため、自分の感情を声に出す方法が解らないんです。

家の中では人を下に見る、貶す、遠回しに死んでくれ、なんて酷い言葉ばかり聞いてきたから、自分を責める言葉が酷いものや過激なものになってしまう……その結果が、「自分は死なないといけない。」に、変換されてしまうのです。

シルルちゃんの癇癪、ではなく怒りの感情「腹立つ!」「上手く出来なかった!」を、寸分の狂いなく組み取った星先生……こんな先生に出会っていたら、もっと自分との向き合い方も上手くなっていたのでしょうか……?

二人のやり取りを聞いていたサクラちゃん、彼女は一体どんな事を思っているのか……。

気になる所ですが、今回の漫画はここまでとなります。

ここまでの閲覧、誠にありがとうございます。

また次回のブログでお会いしましょう。

今年もよろしくお願いします。

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