こんにちは、管理人のSHIRURUです。
前回のバナナちゃん日記は呼んでくださいましたか?

ももちゃん編もいよいよ佳境……ですが、佳境に近付くにつれて、内容もとても重苦しいものになっております……。
前のお話は、あんずちゃんが意中の男子「落曖君」にお菓子を渡して告白するものの、普段からの横暴な振る舞いを見ていた彼からは「自分の力で何もしない人から、プレゼントを貰うなんて無理だよ。」と、あっさりと断られてしまいます。
受け入れられない現実に、怒りが抑えられなくなったあんずちゃんは、ももちゃんの鞄を引き裂いて大暴走!
……という、シーンで終わりました。
そんな場面に遭遇した生徒達は、大パニックです。
早速、続きに入って行きましょう。




「あんたの事なんて友達だと思った事ねーよ!」
怒りに溺れた時こそ、本音が出る瞬間って言いますよね。
……はい、ももちゃんの心はペッキリと折れてしまいました。
こんなの折れない方がおかしいですよ……。
ももちゃんはあんずちゃんの事を、心の底から友達だと思っていて、どれだけ彼女に罵詈雑言を浴びせられても、理不尽に暴力や強奪をされても、彼女に尽くして来ました。
しかし、あんずちゃんはももちゃんの事を、「都合の良い奴隷」としか見ていなかったわけですね。
二人の関係性はまるで、横暴王様に扱き使われる従者・DV彼氏に尽くす彼女、そんな感じの関係ですね。
相手には「便利な道具、都合の良い相手」としか見られていないのは、重々理解しているのに、それでも相手に「認められたい……必要とされるのが嬉しい……!」と、すっかり洗脳状態になっていて、いつまで経っても逃げられないんです。
相手に酷い事をされ続けた時に、ちょっと優しくされたり、ご褒美をもらったり、褒められたりすると、認められた!と、辛さよりも嬉しさが倍になってしまいます。
ギャンブルにハマるサイクルと、非常に似ているんです。
私管理人も、従者のように扱き使わていた相手から、親切にされたり助けてもらったりすると、それが嬉しくて「この子には優しい部分もあるんだ……」って、勘違いしてしまいました。
よくよく思い返せば、嬉しかった記憶は二割、辛かった・しんどかった記憶が八割……という、何とも割に合わない扱いしかされていませんでした。
相手から「アンタなんて所詮私を引き立てるだけの道具にしか過ぎないのっ!」と、言われて、漸く洗脳が解けました。
ももちゃんも、現実を突き付けられて漸く目が覚めたようですが、それでも彼女は自分を責め続けていました。
一体、悟ったももちゃんはどうなってしまうのでしょうか?
……はい、今回はここまでとなります。
ここまでの閲覧の程、誠にありがとうございます。
また次回のブログでもお会いしましょう。

コメント