皆さんこんにちは、管理人のＳＨＩＲＵＲＵです。
長く続いていたキュートなハートちゃん編も、今日で最終回です！
自分の容姿に絶対的な自信を持ち、周りの人達もチヤホヤしてくれて、顔を活かしたモデル業で更に知名度を上げる、「世の中は顔が全て！」と自負するハートちゃん。
自分をヨイショしてくれない人は「敵だ！」と決めつけ、自分の手を汚さずに排除する狡猾さも持ち合わせる、この漫画の第二の悪女と言ってもいい存在……。
しかし、そんな彼女はかつて学校から追い出した「いつばちゃん」と偶然再会……。
いつばちゃんから「あなたは顔以外に何か取り柄があるの？」と痛い所を突かれました。
……その質問にコーヒーをかけるという、「何もない」と答えたも同然な自称世界のアイドル……。
気になる続きへ参りましょう。
「私は違う！私は生まれながらの勝ち組なの！中身空っぽなんかじゃないからっ！」
人間とは、どうしても自分の欠けた部分を認めたくない生き物、プライドの高い人なら尚更……。
ハートちゃんはいつばちゃんの指摘に腹を立て、早々にその場を立ち去ってしまいました。
「ハートは生まれながらの勝ち組なの！存在だけでハートには価値があるの！中身空っぽなんかじゃないっ！」と……。
いつばちゃんからの指摘を掻き消すかのように、如何に自分が勝ち組かを豪語します。
人間とは、己の欠けている所を認めたくない生き物です、プライドの高い人や弱音を吐けない人なら特に……。
作者自身も、自分の欠けた所を認められない、認めたくないというプライドがありました。
「自分はマトモだ！何にも変じゃない！だってお母さんやおばあちゃんが言ってた！私は変じゃないって！」と、自分に兎に角言い聞かせまくって、頑なに足りない能力を認めようとしなかったです。
……認めてしまったら、何だか全てが水の泡になってしまうような気がして……。
今は凸凹な能力を持った自閉スペクトラム症(ASD)だということを受け入れて、少しだけ楽になりましたが……やっぱり自分の欠けている所を全て認めるのは難しいです。
ハートちゃんも「自分には顔以外に能力がない」という欠けた所を認めて、何か始めるようになったりするのでしょうか？
……指摘を認められず、まだ周りを見下している今の現状では難しそうですがね……。
……はい、ここまでの閲覧、誠にありがとうございました。
これにてキュートなハートちゃん編、終了となります。
いかがでしたか？ハートちゃんに視点を置いたお話は？
悪女の話を描くのは大変ですが、ちょっとした開放感がありますね(笑)
次回はショート漫画を挟む箸休め回となります。
では、次のブログでお会いしましょう！
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