こんにちは、管理人のSHIRURUです。
今日は遂に、楽しい校外学習編の最終回でございます。
皆さんは前回のお話は見てくださいましたか?
先生も巻き込み暴走に暴走を重ね、ももちゃんに図星を突かれてしまったあんずちゃんは、その場から逃げるという選択肢を取りました。
揉め事が勃発していた場を収めてくれたももちゃん、強いです。
ですが……先生は「どうしてお前は冷たい対応しか出来ないんだ!?」と、ももちゃんを責め始めます。(的外れといいますか何といいますか……)
……皆さんが言いたいことは解ります、この先生のギャフンという顔が見たいんですよね、私もそうです。
気になる続き、最終話へと参りましょう!






「誰も助けてくれないんだったら、自分で自分を守るしかないじゃない!」
複雑な環境で育った人は自分を守るため、心に無数のナイフを貼って、相手のことも自分のことも傷付けるようになるんです。
この先生に対して言いたいことはただ一つ、「本当に頼りない先生ですね。」このももちゃんの一言に、溢れんばかりの不満が詰まっているのがよく解ります。
もっとギャフンと言わせる展開を望んでいた方々には申し訳ないですが……こういう場合はたった一言核心を突くに限るのです。
赤峰姉妹から言われた言葉の数々、そして先生の面倒事を避けたい嫌そうな顔を思い出し、あんずちゃんは悔し涙を流し続けます。
誰も味方がおらず、自分だけが暴言暴力を振るわれる環境、こんな劣悪な状態だったら「やられる前にやり返してやる!」と、攻撃的な性格になるのも無理ないかも……。
環境によっても性格が複数のパターンに分かれる事ってありますよね。
やられる前にやり返す!というパターン、自分が我慢すれば良いとひたすら我慢するパターン、こうすれば相手が嫌な気持ちになるのかと学習するパターン、何もかもがどうでも良いと無気力になるパターン……。
あんずちゃんはやり返す性格になりました、私管理人はひたすら我慢する性格でした。
やり返す性格になったのは、暴力を振るう相手に反撃した際、大きな手応えと成功体験を手に入れた事が大きいと思います。
そして、歯向かう相手や言うことを聞かない相手は「自分の敵だ!」と認識して攻撃……。
相手の心も傷付くし、孤立して自分の心もボロボロになっている、まさに負の無限連鎖です。
我慢するパターンも、自分さえ我慢すればそれで良いと心に蓋をして、誰も踏み込めないようにしてしまう。
そうすると、心の内側にあるナイフがずっと刺さったままの状態になってボロボロに。
「この人には何を言っても届かないんだ……。」と、歩み寄ろうとしていた人達が傷付いて離れていく。
これもこれで負の無限連鎖なのです……。
果たしてあんずちゃんの心が落ち着く時はやって来るのか……?
それにはももちゃんが言っていたように、彼女自身が己の過ちに気付く所から始めないといけませんが……。
ここまでの長編漫画の閲覧、誠にありがとうございました!お疲れ様でした!
次回はショート漫画をお届けします。
また次のブログで会いましょう。
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